じんわり、しっかりあたためる。
どこにもない「可愛いさ」を添えて。
どこにもない「可愛いさ」を添えて。
大地の布すずのね あったかウール小物「ひつじと暮らす」をご紹介します。
ひとたび身にまとえば、じんわりしっかりとあたたかく、ほわほわとしたどこにもない可愛さに包まれる。
そんなウール100%小物を暮らしに取り入れることで、「ひつじを通して大地を身近に感じられるように」という作家さんの思いが詰まった「ひつじと暮らす」シリーズ。
羊の毛を刈り、糸を紡ぎ、織る。ここまですべてが作家さんの手仕事だから、ひとつとして同じものはありません。
この一年頑張った自分へ、大切なあの人へ、唯一無二のプレゼントを贈りませんか?
「自分の中にそっとある大切なものをつかみにいく」織物作家・稲本美鈴さんの思い
この世にふたつとない「ひつじの気持ち」を作られたのが、”大地の布すずのね”の稲本美鈴さん。
三重県三重郡菰野町にて、ご家族と2頭のひつじとともに暮らしています。
羊の毛を刈るだけでなく、栽培した木綿からも糸を紡ぎ、葛(くず)やぜんまいからいただいた繊維を糸にしては、身に着けるものや敷物を織る美鈴さん。
”身近な人を温めるものを自らの手でつくることの楽しさ”を伝えるため、どちらかといえば作品を売ることよりも「ともに織り、ともに学ぶ時間」に重きをおいています。
「手仕事を通して、『自分の内側でどんなことが起こっているのか」、また『手の中の素材の生命やそれを育んできたもの』に意識を向けることを大切にしたいと思っているからです。」
美鈴さんは、「糸紡ぎは、瞑想(めいそう)」だといいます。
織る時には音楽を聴きながらでもいい。でも、紡ぐ時は静かに紡ぎたい。
糸を紡ぐ時間が、「静かに、自分の中にそっとある大切なものをつかみにいく時間」だから。
そしてもうひとつ。
「手の中にある素材が、大地とつながっていた時のことを知ってほしいと思うのです。つながりを感じることは、人にとっての安心であり、強さになるから。」
自分が安心していなければ、周りの幸せを願うことはできません。「自分の安心」そんな小さな積み重ねの先に、大きな世界が広がっています。
冬が待ち遠しくなる「ひつじと暮らす」のウール小物
今回ご紹介する「ひつじと暮らす」のウール小物は、4種類。作家・稲本美鈴さんの思いとともにご覧ください。
① 雪の朝 <帽子(大)>
*サイズ:頭周り50㎝、深さ20㎝(伸縮性があるため、頭周りは57〜8㎝まで可)
*素材:ウール100%
生まれて初めて毛刈りをする羊の毛を紡ぎました。お腹にいた時の毛先のくりくり(クリンプス)※と、ふわふわふわの柔らかさをいかした糸は、積もりたての雪のように軽く、雪の朝の軽やかなうきうきした始まりをイメージして作りました。
この羊の毛は、羊にとっても初めての毛刈り経験でしたが、私にとっても生まれて初めてひとりで刈りきった毛です。始まりのわくわくとどきどきをまとった帽子です。
※クリンプス…羊毛の繊維は表皮と皮質部分の2種類からできており、その性質の違いから生まれたもの。このウェーブのおかげで、保温性、保湿・発散性、弾力性やしわのなりにくさなどが生まれます。
② あなたの光が輝き続けますように <帽子(小)>
*サイズ:頭周り40㎝、深さ16㎝(伸縮性があるため、頭周りは50㎝まで可)
*ウール100%
ものは物質であるとともに、エネルギーをまとっています。だから、身につけるものはみなお守りになるのだと思います。
青いタグ(手紡ぎ・手織り)の真ん中の”黄色い十字”は、帽子を被る子の真ん中にある「光」をイメージしました。「生まれた時に持っていた光がずっと輝き続けますように」と。
頭頂のぼんぼんをはずしたら、ネックウォーマーにもなります。
③ 初霜 <マフラー>
*サイズ:(房部分込み) 114㎝×13㎝
*ウール100%
羊が食べこぼした草や糞は、そのまま積み上げて堆肥(たいひ)にします。
時間がたつと、無数の生き物の活動によってそれらはふかふかの土になります。完熟した堆肥は、柔らかくてきめ細やかで、とても美しい。
このマフラーの羊毛を授けてくれた羊の毛色はまだらで、完熟の堆肥みたいに美しい茶色に、白い毛が混じっていました。それは、まるで冬の初めに降りた初霜みたいに。
初めて降りた霜を見つけた時のようなわくわくした気持ちで、柔らかで温かなマフラーとともにお出かけしていただけますように。
④ 大切にする <マット3種類>
*サイズ:おおよそ11㎝×12㎝
*ウール、裏木綿、牛革
羊の牧場では、毛刈り後すぐにお腹とお尻の毛をよけます。汚れていたり、座る時にプレスされていたり、草が混じっていたりするからです。これらの毛は、堆肥にしたり、そのまま捨てられることも多いものです。
でも、やはりそれらの毛も愛おしくてもったいないと感じ、生かす道を見つけるべく、毎年手をかけて、お尻やお腹の毛も洗います。その「お腹の毛」を活かしてつくったのが、このマット。
鍋つかみやコースターとして、花瓶敷きや持ち手のないカップを持つのにもご利用いただけます。
羊毛をまるごと大切にしたい思いで作ったマットが、あなたの見つけたお花や、お茶のひとときを大切にする心のおともとなれば幸いです。
世になかなか出回らない希少なウール小物を寺町商店がご紹介するのには、理由があります。
ものが溢れる現代において、「本当のあたたかさと可愛さ」をお届けしたかったから。
そして、
「忙しい昨今、『つくる』という時間をどれくらい取れるかは人それぞれ。それぞれの方に合った形で『いろんな方とつながりたい』」という、稲本さんの深い思いがそこにあったから。
今は「つくる」時間がとれない方も、「大地とつながっていること、わたしたちも、その一部だということ」に思いを馳せてほしい。
寺町商店の思い、そして稲本さんの思いが、ひとりでも多くの方に届きますよう心から願っています。
【アイテム詳細】
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<大地の布すずのね>
〒510-1321 三重県三重郡菰野町田口
〒510-1321 三重県三重郡菰野町田口
三重県三重郡菰野町にてひつじ2頭と暮らし、羊の毛を刈り、糸を紡ぎ、織る。さまざまな大地の恵みを用いた「手の仕事」に従事する。技術だけでなく、「自らの内側への問いかけを大切にしてほしい」という思いから、少人数で行うワークショップに重きをおき、自分自身と大地のつながりを意識する大切さを伝える。