【三重の学び旅】“祈り”と“つくる”が重なる場所へ

祈る場所と、つくる手にふれて。

七夕も過ぎ、空にもくもくとした夏雲が広がりはじめました。いかがお過ごしでしょうか?
寺町商店・番頭の志保です。

寺町商店では、新商品の企画やお届けの在り方を深めるべく、つねにスタッフ同士で話し合い、互いの知恵を出し合って、いかにして「世界に知恵の花束を贈るか」に思いを巡らせています。

そんな中、先日スタッフ数名で「三重県」まで学びを深める研修の旅にでましたので、今回はその時の様子を一部ご紹介します。

 

心を整え、感謝と願いを込める場所

最初に訪れたのは、三重県鈴鹿市の山あいにある「椿大神社(つばきおおかみやしろ)」です。

ここは、道開きの神様・猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)をおまつりする神社で、「人生の進むべき道をひらく」「事業繁栄」「縁結び」など、さまざまなご利益で知られています。

この日境内には、「茅の輪(ちのわ)」という、大きな輪が設けられていました。

偶然にも、神事「夏越の大祓(なごしのおおはらえ)」の時期だったのです。

この神事は、「茅の輪をくぐることで、半年間のけがれを祓い、無病息災を願う」、そんな意味があることを今回あらためて知りました。

というのも、名古屋生まれの私は、子どもの頃近所の神社で、「輪くぐり」という名のお祭りに参加。夏になると毎年大きな「茅の輪」をくぐっていました。

けれど、大人になった今、こうして大きな神社の静かな空気のなかであらためて体験してみると、
昔の人々は、こうして自然や季節に心を合わせて、祈りの中暮らしていたのだ」と深く感じ入ることができました。

お寺と神社は、一見すると別々のようですが、心を整え、感謝や願いを込めるという意味では、どこか近しい存在なのかもしれません。

そんな思いを胸に、椿大神社を後にしました。

 

 

ていねいな暮らし」を支える”力”

その後向かったのは、「うるし塗りわっぱの弁当箱」でおなじみ、三重郡菰野町にある“おわんのささうら”さん。

木地を削り出す工房では、黙々と作業に集中する音が、静かに響いていました。

一寸の狂いもなく木肌を見極め、手早く仕上げていく姿には、ささうらさんの“まっすぐで深いやさしさ”がにじんでいて、そばで見守っていたスタッフからは、思わず「本当にいいお仕事をされますね」と感嘆の声がこぼれていました。

そして、この日特別に「漆(うるし)」の実物を見せていただけることに。名前は知っていても、実際に目にした方は少ないかもしれません。

漆は、熱にも冷蔵にも弱く、とても繊細な素材。使用期間も限られているといいます。

それでも、木に塗り重ねると、木地を丈夫に、そして美しく保ってくれる漆。そして、漆を使って、木に新たな命を吹き込むささうらさんの手。

私たちが目指す「ていねいな暮らし」は、こうした見えない力が支えてくれているのだと、あらためて感じる時間となりました。

 

 

※ささうらさん愛用の「漆」

 

さて、椿大神社で感じた“整えるという祈り”。そして、ささうらさんの“つくるというやさしさ”。どちらも「誰かの暮らしを支えたい」という思いに根ざしていたように思います。

寺町商店もまた、「誰かの暮らしの整えとなれたら」とあらためて心を新たにするひとときを過ごしました。

今後の寺町商店の新商品を、ぜひ楽しみにお待ちください!

 

 

 

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