【岐阜の学び旅】俯瞰がもたらす、新たな気づき

まずは俯瞰してみる。それが新たな世界への第一歩。
涼しい風が吹きはじめた秋、近くの貯水池の水が抜かれると、白サギたちがここぞとばかりに集まってお食事を堪能していました。
なかにはコウノトリと思われる姿も見られ、とてもにぎやかです。
こんばんは、寺町商店・番頭の志保です。
今回は、スタッフとともに岐阜県にある薬膳専門店「微笑亭(みしょうてい)」さんに伺った際のお話をご紹介します。
40代からの女性の体の不調
ナーランダ出版の女性スタッフ(40代)の話題によくあがるのが、「日々の体の変化と対策」です。
私も45歳を過ぎてから、朝起きると「調子が悪い」と感じる日が増えました。
年齢を重ねるということは、体や心に変化が少しずつ現れるということ。
だからこそ、同じ悩みを持つ方とこの経験を共有し、少しでも元気に過ごしたい——そんな思いから、今回「微笑亭」さんへ”女性の体の不調について”お話を聞きに伺いました。
大切なのは“自分を知ること”
講師の由蓮(ゆうれん)さんにさまざまなお話を伺う中で、私がもっとも心に残ったのは「俯瞰してみることの大切さ」でした。
正直なところ私は、「大人の女性が元気に過ごしやすくなる、薬膳茶を!」と意気込んでいたのです。ところが由蓮さんは、私たちにこう問いかけました。
「ただ”飲めば健康。手軽に元気。”これはほんとうに善いことなのでしょうか?」
その言葉に、私は思わずハッとしました。
たとえ体に善い薬膳茶をいただいても、続かなければ意味がありません。ましてや、乱れた食事や不規則な生活を送っていては、根本的な解決にはならないのです。
「何を食べ、何を飲むかの前に、自分が普段どのようにあるのか」、つまり「自分の心と体のありよう」を知ること。
そのためには、自分のこれまでの経験や執着、感情にとらわれず、自分自身を「俯瞰して見る」そして、その自分を受け入れること。
そのことがまず第一に大切なことであると学びました。
「自分を知り、自分の習慣を知る」
「そして、そこに『プラスα』として薬膳を少しずつ取り入れていくといいですよね。」
と、由蓮さんは穏やかにお話しくださいました。
焦らず着実に踏み出す一歩
今回の「岐阜の学び旅」も、実り多き時間でした。
あれ以来、私はあらためて、
何か新しい場所に行くとき(体を良い状態にしていくとき)は、まず今の自分の現在地を、理解すること。
その上で一歩を踏み出さないと、闇雲に突き進んでも、目的地(体が元気な状態)には辿り着かない。
ということを学ばせていただきました。
日々体の不調を感じる大人の女性に、まずはこの思いが届くよう願いながら、次の企画の構想も進めています。
お目見えするその日まで、ぜひ楽しみにお待ちください。
寺町商店番頭 志保
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