【本物だけが放つ”もの”とは?】番頭のお気に入りをご紹介

本物は、​何かが​違う。

 

あけましておめでとうございます。
寺町商店番頭の志保です。

寺町商店は今年も「体と心に善きもの」をどんどんご紹介してまいります。

本年も変わらぬご愛顧をよろしくお願いいたします。


私の住む街は、朝から吹雪いておりました。お住まいの地域はいかがでしょうか?

特に、明け方はアイスバーンとなり危険です。昨年私も怖い思いをしました。車を運転される方は、十分にお気をつけくださいね。

 

さて今回は、私のお気に入りの「善きもの」をご紹介します。

昨年12月、「大地の布すずのね」のウール小物「ひつじと暮らす」をご紹介しましたが、ご覧いただけましたでしょうか?

実は、私は数年前に「大地の布すずのね」の稲本さんに、織物を教えていただいたことがあります。写真は、その当時の私が作業をしている様子です。

羊の毛刈りをし、糸を紡ぎ、自ら織るワークショップで、人生初の毛織物を経験させていただきました。

その時に、自ら織った「マフラー」が私のお気に入りの一品です。

正真正銘の羊の毛100%の織り物は、「とにかく温かい」。

ぐるぐる巻きにするわけでもなく、さらっと一重首に巻いただけなのに本当に温かいのです。

そして、なんともいえない「」があります。

あれから数年たちましたが、身につけていると「素敵ですね」といまだによく声をかけられます。

といっても、所詮、経験値0の私が織ったマフラーです。デザインがおしゃれだとか、出来がいいだとか、そんなこととは無縁です。

羊の毛自体が放つ独特の深いエネルギーのようなものが、お相手に伝わるのではないでしょうか。

「歳を重ねても、いつまでも使い続けたい。」

心からそう思えるエネルギーを感じるのです。

 

そして時はたち、2024年春に寺町商店を開店することに。

それならば、寺町商店にお越しいただいたみなさんにもこのエネルギーを肌身で感じてほしいと、「大地の布すずのね」稲本さんの作品をご紹介した、というわけです。

今回ご紹介している「ニット帽」は、羊がお腹にいた時の毛先のくりくりと、ふわふわふわの柔らかさをいかした糸で編まれていますので、積もりたての雪のように軽い帽子です。

また、よく捨てられてしまう「お腹の毛」も活かしたいという思いでつくられたのが、「マット」です。鍋つかみやコースターとして、花瓶敷きや持ち手のないカップを持つのにもご利用いただけます。

 

番頭の私が、番頭になる前から何年も感じてきた思いをお伝えしました。
この機会に、ぜひ本物のもつ”エネルギー”を肌で感じてみてください。

一生手放せないあなたの「お気に入りの一品」になること間違いなしの「ひつじと暮らす」シリーズ、心よりおすすめです。

 

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大地の布 すずのね|あったかウール小物「ひつじと暮らす」は、こちらから